昨夜は仕事帰りのセッサちゃんとエコールを観てきた。
むーむむむむむ禁断のかほりが。くらくら。
鎖された少女たちの純潔空間を舞台とした映画とくると
ピクニック at ハンギングロックが最初に浮かぶけど、
エコールのほうが第二次性徴以前の少女たちってこともあってか
触れてはいけないものをカーテンの隙間から盗み見ている感が
かーなりかなり濃い。
単純に個人的な好みでだけど、
より不透明なまま一歩か二歩手前くらいで幕が降りても
良かったのでわ とか思ったりも。
でも、最後のビアンカの表情こそが
この映画の最後のピースになるのだよな。
その受け取り方は観た人の数だけあり
どうにも切なく感じた私は きっと未だ森の中だなぁ。
残されたままの謎や象徴的なモチーフから
観終わってからも想像妄想存分に膨らますことができる。
元となった小説「ミネハハ」も読んでみる。
Ecole エコール